「四柱推命で1番悪い通変星」ですが、それは、その人によって違います。1番悪い通変星も、1番良い通変星も、その人によって違います。何が1番良い通変星か、何が1番良くない通変星か?を正確に判断するのが、「四柱推命」というわけです。1番良くない通変星が、「正官」の人もいますし、「偏官」の人もいますし、「正財」の人もいますし、「食神」の人もいますし、「劫財」の人もいますし、「傷官」の人もいますし、「偏印」の人もいます。人それぞれ、命式八字自体が違うのですから、良くない通変星が、それぞれ違うのは当たり前のことです。


これは、その人の命式(八字)を視て、格局を見極めないことには分かりません。偏印と食神があるから、倒食で良くないとか、「傷官は所詮、傷官だから良くない」とか、「正財、正官は吉星」なんてことばかり言ってるような四柱推命では何も分かりません。が、そういう何も分からないような四柱推命が、現在でも日本では根強いようです。そりゃそうでしょう。脈々と日本式四柱推命の歴史は江戸時代から独自の進化、進歩を遂げてますので・・。まあ、実際のところは、その、「独自の進化、進歩」ってのが非常に曲者なのですが・・・。


●通変星に吉凶は一切ありません。また、五行の良し悪しってのは、何でも平均的なものが良いとか、どの五行も満遍なく平均して持ってたほうが良いとか、そういう視点で判断するものでもありません。少し考えれば、何が正しいのか普通に分かるはずなのです。四柱推命は日干(自分)を基準として判断していく、「自分自身を視る運命学」ですから、日干の状態というものを、よくよく精査しながら判断しないといけないのです。しかし、この「精査」について、「理論」を持たない四柱推命が、日本式四柱推命には少なくないようです。


例えばですが、非常に偏った五行バランスでも良い場合もありますし、この五行の良し悪しってものの見極め(格局の見極め)は、長年、多くの命式を視て、経験と検証を重ねないと身に付きません。また、それよりも何よりも、「整合性のある理論」が存在しない四柱推命をやってる限りは、いくら多くの命式を視ようとも、筋の通ったデータは一切集まりません。


※世の中には、色々な四柱推命が存在しますが、喜神、忌神を正しく導けない不勉強な方はまだまだ多いようです。通変吉凶の伝統ある日本式の四柱推命を信奉しきってる方も沢山おられるようですが、何を信じる、何を信じないは、その方々のご自由です。お客様、一般の方々も、そういう四柱推命を本来の四柱推命と信じきってるような方も見られますが、まあ、どうぞご自由にお願いしたいと思います。



五行の強弱を出し、喜神、忌神が出せて、十干の干関係が大体分かってれば、良い通変星、良くない通変星は簡単に分かります。それこそ、「ネコでも分かる」というくらい簡単に分かります。そんなに小難しいことではありません。「通変星の良し悪し」の正しい判断法に興味がある方がいましたら、きちんとした書籍なり購入されて、勉強してみると宜しいと思います。

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