倒食を心配する人 カテゴリ記事一覧

  • 食神と倒食を心配することなかれ  
  • ちょっと以前の記事を再度載せます。倒食を心配する依頼者様がいまして、「あ~、まだまだ、こういう程度の低いデタラメ四柱推命も根強いな・・・。信じてしまってる人もいるし」と感じまして。

    ご相談を依頼される方の中には、ある共通点が有ります。皆さん、大体、四柱推命をご存知の方が多い。ご存知と言うのは、自分で多少は勉強してる方とか、本を買って、自分で少し占ってみたとか、そういう方です。自分の生年月日を基に命式を出してみたが、自分がどういう運命を持って生まれてきているのか?自分の良い時期はいつか、良くない時期はいつか、結婚縁はどうか、財運はどうか・・etc。そういうことが自分では解釈できないという方が多いようです。それもやむを得ないと思います。入門書は喜、忌の見極め方などは載ってませんから。また、命式のパターンは何十種類とか、その程度では利きません。何十万パターンだったかな?いや、もっとだ。なんとか占術のような単純な分類ではないんです。しかし、その分、的中率は高いですね。当事業で四柱推命判断を受けた依頼者様の中には非常に驚かれる方もいらっしゃいます。そんなに驚くべきことでも無いと思うんです。結局、運気は厳然と存在しますし、その運気を正しく視るのには、四柱推命がナンバーワンというだけです。

    最近、依頼者様から、神殺推命をされる先生のブログをご紹介頂きましたが、見てて、非常に滑稽です。そんなプロでも通用する世界なんです。よって、四柱推命家もピンからキリまで。当たらないのもいれば、良く当たるのもいます。以前にも紹介しましたが、再度書いてみたいと思います。



    ★第一段階  神殺による推命術(日本のみ)

    これは、天徳貴人、月徳貴人等の「神殺」などで視る判断法です。あと、劫財だから財を奪う、傷官だから配偶者を剋す、正官だから出世する、比肩だから頑固とか、倒食だから良くないとか、そういう見方をする推命です。現在でも、入門書の多くは、この第一段階の判断法しか載せてません。大正時代から昭和初期までは、この四柱推命でも普通でした(今は平成の世ですよ!)。

    ★第二段階  通変の大過、不及、十二運による推命術

    この段階で止まってる先生方も、いらっしゃると思います。天干と蔵干の通変を見て、食神が多いから、偏印は良いとか、劫財が多いから正官で抑えようとか、傷官が多いから印綬が欲しいとか、そういう多すぎを減らし、少ないのは欲しいなと判断する推命法です。これは一見、もっともらしいのですが、残念なことに「地支」の根の作用による、五行の強弱が考慮されないので、不正確です。通変の数だけで強さを決めると言う無謀な推命術ですので、正確性が有りません。


    ★第三段階  五行による推命術

    これが現在の主流です。五行の強弱により、格を決めて、喜、忌を見極めて、良い時期、悪い時期を判断します。このレベルに入ると、まあ、四柱推命らしいと言えるでしょう。通根方式、滴天髄方式とも言ったりします。それを知らない御仁が「最近、四柱推命で流行ってる「根」ですが・・」なんて言ってるのを某所で見かけました。呆れてしまいましたが。別に最近になって出てきたものではないのにね~。明代の軍師だった劉伯温が600年以上前に大成、確立した滴天髄を知らないプロの四柱推命家も、まだまだいるようです。まだまだ序の口の第三段階です。


    ★第四段階  十干による推命術

    これが四柱推命の最終段階です。十干の特性を考慮、活用した判断です。壬と己が悪い関係とか、甲が辛を剋すとか、強い庚には丁で剋すと良いとか、乙は甲を強めないとか、甲は丙を強めないとか、そういう十干の微妙な干関係を加味して、第三段階も加えて視る推命法です。当事業も、この段階を縦横無尽に皆さんの四柱推命判断に取り入れてます。良く当たる四柱推命に不可欠なのが十干推命の知識ということです。四柱推命の最終段階とは言え、600年以上も前に、中国で確立されていた理論です。


    ※この先にも、奥深い理論はあります。四柱推命は底なしです。



    以上、長々と書きましたが、四柱推命にも段階(レベル)が有るということです。一般の皆さんが、よく言う「食神と偏印で倒食だから良くない」ですが、それは初歩の初歩、第一段階の四柱推命なんですよ。偏印が喜神で食神が忌神で隣り合ってても、「倒食」とか言ってては、どうしようもありません。そういう初歩的四柱推命を、「四柱推命」と思われても困るわけですし、信じる方々も気の毒と言うか、説明して間違いだと納得させるのも、最近、面倒臭くなってきました(某所で、何度もそういう質問が有り、その都度見かけたら答えてます)。

    ※参考図書  四柱推命活用秘儀

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