無作用の「根」は何も作用がないのか? カテゴリ記事一覧

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    今日は少し専門的な四柱推命の話をします。私の行う四柱推命では、「根」というものをよく用います。例えば、地支に酉があって、天干に庚や辛が無い場合、私の行う四柱推命では「無作用」と考えます。この、「無作用」ですが、本当に無作用なのか?本当に何も意味は無いのか?というのが、今日の言いたいことです。


    この点については、流派、占者により見解は様々だということを最初に断ってきます。ある流派では酉は十干では「辛」ということで、辛の通変星の意味合いを考慮するかもしれません。


    私の見解ですが、当初は、この酉を、「本当に無作用」としてました。しかし、いつ頃からかは忘れましたが、「いや、無作用じゃない。何か働いてる。何か作用を及ぼしてる」と実践で感じるようになりました。それが何かを突き止めるのに少し時間が掛かりましたが、現在では、地支にある無作用の根は、本当に無作用なんかではなく、確かに意味があると確信してます(この点は講座で説明してます)。


    今の仕事を始めてから、四柱推命の実践をする中で、「これはこうじゃないだろうか。こういう定義が言えるのではないか」と感じると、それをすぐにメールに書き留めてました。それらの、「発見した定義、解釈」は、四柱推命の本に載ってないものが多いです。私が現在、四柱推命判断をする際の解釈や定義の半分以上は自身が見つけたり、気付いたものです。市販されてる本に書いてる内容は基本的なもので、それはそれで正しいのですが、どうも私からすると、「痒いところに手が届かない」ことが少なくありません。もちろん全てが不十分ではないのですが、どこか味気ない、人間味のない解釈が多いので、それらの解釈を用いて四柱推命判断をしてて、自身が面白くないのです。



    天干の干関係が良ければ、一応は成敗で言えば良いのですが、成敗が良いと言われたって、生まれてから死ぬまで、「成敗」のことだけ考える人間はいません(笑)。また、干関係というのは、成功、失敗が確定するものではありません。この点を誤解をされている方が少なくないようです。干関係が良いから、良い人物で、良い人生で万事オッケーでは絶対にありません。干関係は苦労の多寡に関係します。じゃあ、干関係が良くて苦労が少ないほうが良いかというと、そうでもないです。人生上、苦労が少ないと、社会においてどうなるか。干関係は良いのに・・・という方を、これまでに沢山、実例で見てきてます。



    話を戻します。解釈が面白くないなら、面白くしようと考えるのが私の性質なので、自分でどんどん解釈を作り始めました(ちゃんと根拠はある)。例えば、「父親縁が薄い」という解釈が四柱推命ではありますが、「父親縁が薄いって、いったい何だろう?」と考えました。「生まれたときから父親がいない」というのもあるでしょうけど、実際は、父親縁が薄いと出た人でも、父親がいることが多いです(笑)。しかし、どこか父親と反りが合わなかったり、父親から可愛がられた記憶があまりないとか、父親に悩みを相談せず、母親のほうに相談することが多いとか、その他、色々な事象が見られます。そんな細々した解釈を考えたり、定義付けするのが楽しいです。


    四柱推命の解釈は言わば無限にできるのですが、それに気付かず、四柱推命を深く深く追求しない方が多いのが少しもったいなく感じます。四柱推命は数年、勉強して完全にマスターできるものではないので、もし、「何年から何年まで誰々に師事して、四柱推命をマスター(習得した)」などと謳ってる方がいたら、その方は深く深く勉強してないと言えます。


    偉大な先人の理論を信奉するのはそれでいいのですが、大概の方は、そこで満足してしまっている状況です。私は私の納得できる四柱推命を自身で構築して、それを後進に伝えていきます。