M&L Consulting開業前夜 カテゴリ記事一覧

  • 独立開業に必要なものは、お金でなく、強い勇気と情熱
  • おはようございます。今週も頑張ってまいります。


    「独立開業」について書いてみます。会社に縛られず仕事をしていくことを夢見る方が沢山います。理不尽な上司も面倒な同僚もおらず、自分で采配を振るって、仕事を得ていき収入を稼ぐ。誰にも縛られず時間的な拘束も無く、好きなように好きなことで働けて、それで食べていけたら、どんなに素晴らしいだろう・・・・・と考えて、独立開業を志す方が多いです。


    私も2008年頃までは、会社勤めのサラリーマンでした。会社で上司の指示に従って動く働き方をしてましたが、まあ当時は、「独立したい!自分で何かしたい!」という考えが最高潮に高まってた時期でした。会社への不満もありましたし、「自分なら、こうする。こういうやり方のほうが良いのにな~」と感じる部分が多々あって、しかし、そういうやり方は出来ないということでストレスを感じてました。



    「自分が起業する?いや、そんな能力も知識もない・・。もし失敗したらどうしよう。親戚中の笑いものだ。そんな起業するだなんて、俺はそんな器じゃないよ。俺は平凡な人間だから、起業して成功する才能は無いはず」と自分自身の高まる気持ちをなだめつつ、でもどこか心の根底では、「いや、でもやってみたい。とにかくやってみたい。失敗して恥ずかしい思いをしてもいいから、やってみようかな~。失敗しても命までは取られないだろうし、もしかしたら運良くやっていけるかも・・分らないけど」と堂々巡りの心の葛藤が1年間、続きました。


    そして、当時勤めてた会社において、どうしても納得のいかない出来事が起こり、自ら退職したのが、2009年の3月。次の仕事のアテも全く無いまま退職しました。「生来、会社勤めは向かないのかな~」と思うような出来事があったんです。


    「さて、どうしよう。また仕事を探すかな~」とも一瞬考えたのですが、「就職」する気が全く起きませんでした。何と言うか、「開業の仕方、個人事業の始め方は大体知ってて開業したいのに、それに逆らって会社勤めをするなんて、おかしな選択だ。また同じようなことで退職しないといけなくなるぞ。開業したいなら、すればいいじゃない。早く始めろよ」と心の根底から聞こえてくるような感じでした。気のせいか空耳か幻聴かもしれませんが(笑)。


    「よし!やろう!やるからには死ぬ気でやろう!上手くいくかは分らないけど、会社勤めだけはもう嫌だ!」と勇気を振り絞って決意しました。本音は少しビビッてましたが(笑)、「もう今後、俺は履歴書は絶対に書かないぞ!」と強く心に誓いました。その時、持ってた履歴書は全て破り捨てました。そうなると、「そう決めたからには、結果を出さないといけない。会社勤めはもう絶対に出来ない。事業で結果を出さないと食べていけない。生きていけない」と思考が変化します。こういう追い込み方が昔から好きです(かなり無茶苦茶に思えますが)。自分を逃げ場の無い状況に追い込んで打開していくやり方。



    ここまでなら、世の中でよくある話です。会社勤めが嫌で起業する。こんなことをヤフー知恵袋に質問したら、「会社勤めもまともにこなせない堪え性の無い人間が起業したって、殆ど失敗する」などと回答が付きます(笑)。


    あの当時(退職した2009年3月)の心境ですが、「起業しての失敗」は全く怖くなかったです。失敗してしまう怖さよりも、「自分の好きなように仕事が出来る。自由に采配を振るえる」という喜びのほうが断然強かったです。起業して、その事業を軌道に乗せるまでの気の遠くなるような道のりは、自分にとってのこれからの楽しみに感じました。


    「好きなように働ける。自分の働きを制限するものは何も無い」という事実のほうが本当に嬉しかったのを覚えてます。そういうわけで、無謀とも言える独立開業をしたのが2009年の4月です。実際に働き始めたのは5月ぐらいからでして、会社を辞めてから1ヶ月ほどは部屋に篭り、「事業のウェブサイト」を作ったりしてました。当時、HTMLだけは少し知識があったので、毎日、メモ帳にHTMLを打っては修正を繰り返してました。まあお粗末なHTML知識で作ったウェブでしたが、自分の自由なアイデアで作成したウェブだったので完成した時は嬉しかったです(現在のM&L コンサルティング株式会社のウェブは、当時作ったものではありません)。こんな喜びも会社組織にいる間は一切味わえなかったです。



    ちなみに開業当時のウェブのデザインイメージは、コンサルティング会社で有名な、「○○○○コンサルティング」です。開業当初からそういうイメージだけは明確にありました。


    その後、税務署に開業届けを出して、いざ事業開始となるわけですが、当初は当然、仕事は少なかったです(殆ど無い)。人脈もツテもアテも何も無く、どこの馬の骨か分らないような人間に仕事を簡単に依頼する人がいるはずがありません。とは言え、売り上げがゼロ円という月は無かったのですが、開業後、半年は売り上げが5万円を越えることは無かったです。当初は地元からの集客、営業も殆ど行わず、「ネット」を使った集客に的を絞ってたので(自分なりの理由があった)、とにかくネット上での活動に力を注いでました。



    毎年3月が近づくと、2009年の開業当初のことを思い出します。夢と希望、情熱に燃えてた頃です。当時、手持ちのお金も殆ど持ってなかったけど、開業準備で毎日が楽しくて楽しくてしょうがなかったです。起業するのに、「お金」はさほど必要無いと思います(お金が無いと起業できないことは無い)。ネット環境さえあれば、お金が無くても起業は可能だと思います(業種によります)。ただし、事業である程度の収入が出だすまでの生活資金は必要です。



    今も変わらず、情熱は燃えたぎってますが、あの当時の無謀と言うか無茶苦茶な勢いと覚悟は、今は少々薄れてるような気がします。ある程度、事業が軌道に乗ってしまうと、「出来上がったものを守っていく」という思考が出てきてしまいます。開業当初は何も出来上がってない状態なので失うものも何も無く、ただ前に向かって突っ走るだけだったし、色々なことに無知だったのもあり今よりもかなり血気盛んで必死だったような気がします。今は少々落ち着いてしまったというか、当時の無謀な勢いは無くなりました。